ここは管理人「ぽてとさらだ」の趣味と日記のブログです。
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新宿で「劇場版ハゲタカ」を観てきました。
ハゲタカはNHKの土曜ドラマで2年程前にテレビ放送をしていたのだが、全6回の放送で視聴率がかなり良かったらしく、この度映画が公開された。
内容は、天才ファンドマネージャー・鷲津政彦が日本企業に次々と買収を仕掛け、企業を「再生」させていくという内容。僕はこのドラマをリアルタイムで見ていたのだが、「企業買収」というなんだか眠くなってきそうな言葉とは裏腹に、ストーリーがとてもよく書かれていて、人と人との関係性や「金」という物に対する人間の欲の醜さと苦悩が生々しく描写されているこのドラマを毎週楽しみにしながら見ていました。
「金」というものについて深く考えさせられる作品です。「金は悲劇しか生まない。」「金に踊らされる人々」「金により渦巻く国家間の暗雲」そしてそんな会社・企業で働く人々の思い。
作品中で、元銀行員だった鷲津は過去に、借金をしていた経営者に200万円を銀行側が貸せないことを伝え、自殺されてしまいます。彼はそのことを酷く悔い、それが元でだんだんと考え方が変わっていきます。「金がない方が悪い」と。彼はその後銀行員を辞め、ファンドマネージャーとして腐った日本企業の買収をして利益を得ていくようになります。最終的に6話で彼は刺されるのですが…「人は金で簡単に死ぬ」。これは確かにある真実です。
「金ってなんだろう」
人々が当たり前の様に使っているこのお金というものの怖さと人間の欲望の醜さについて、この映画を観て沢山の人に考えてみて貰いたいと、しみじみしながら思った今日この頃である。
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